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【ZERO LAST GIGS〜"Bye-Bye Bokura no Aishita minamihorie ZERO"】

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写真: 【ZERO LAST GIGS〜"Bye-Bye Bokura no Aishita minamihorie ZERO"】

写真: 【出逢イ】 写真: 【2014.04.27:rhivs ZERO LAST GIGS〜"Bye-Bye Bokura no Aishita minaoihorie ZERO"】

今更、僕の拙い言葉など
もう必要無いだろう。

rhivs-YoshiS氏のタイムラインに
ずらっと並んだ
刹那を共有せし"音の旅人達"が
口々に呟いた彩とりどりの
言の葉達の数々…

証は其れだけで充分だ。
来れなかった人々にも
充分、伝わる。

そして、ずっと願い続けた
僕の"望み"は
此のタイムラインだという事も。


先週とはうって変わって
暖かい陽気に包まれた、
大阪は南堀江。
さしずめ"正装"というところだろうか。
僕は僕なりの"敬意"を表す
黒の"戦闘服"に身を包み、
自身がライヴハウスZEROで過ごす
最後の夜を訪った。

2014.04.27.
『ZERO LAST GIGS "Bye-Bye Bokura no
Aishita minamihorie ZERO"』

語るまでも無く、
タイトル通りのライヴイベントである。


今回の出演陣。
僕はカサネイロ以外、
彼達、彼女のステージを
一度ならずと見て来たが

どのバンドも、紡ぎ手達も。
今回鬼気迫るものを持ち、
舞台上で削り出され
繰り広げられた証達は
嘗てのどの舞台の刹那よりも
裂帛の輝きに満ちたものだった。


ZEROラストステージに賭け、
それぞれの胸に去来する想い。
刹那に放った過去、現在
そして其の"先"へと足掻く姿…
各紡ぎ手達の繋がった時間総てが
あの熱い空間の中で集約され、

ZERO終焉に向け
"紡ぎ手"としての気合いと
"今"という刹那に突き動かされ
音の葉を以て放たれた
在りの儘の姿が

僕達"旅人"を導き
共に融け合い、
あの最高の刹那を紡ぎ出した…


紡ぎ手達へ、
スタッフの方々へ、
そして応援に駆けつけた
各バンドの紡ぎ手達へ…

長い夜を通し本当に沢山の想いを
出来る限りでそれぞれに
僕は直接伝えたつもりだ。

ただの一般人の僕を何時も
優しく暖かく
受け入れてくれる皆様へ
改めて感謝を伝える位で、
今更此の場で改めて
言う事は何も無い。


然し、コラムとして書き上げる以上、
このまま終わりと言う訳にもいかない(苦笑)

ならば総ての紡ぎ手達に
今の僕が望み、祈り
今、伝えられるのはこれだけだ。


何時か、何処かのライヴハウスで
ライヴイベントで
出逢う事があるだろう…
否、僕から今まで以上に
出来れば逢いに行くつもりだ。

どうか、次のステージで
僕達が出逢った時、
昨夜繰り広げられた一夜以上に
昨夜決意した想い以上に
更にクオリティ高き
"歩み"の証たる渾身のステージを。

"紡ぎ手達"の裡から、証から、
『ZERO』が喪われている事が
どうかありません様にと。

そう、総ては"これから"の為に。

僕達オーディエンスは既に
"次"を求め、楽しみにしているのだから。


僕は床を踏み鳴らし続けた。
強く、弱く。
酷くふらついても
脚が痛みに悲鳴を上げても。

床に滴る汗を気に留めず
僕の裡に適う音総てに、
最後の一音まで無我夢中に。
放たれた音霊に寄り添い、融け
僕は此の愛す可き床を
ひたすら叩き続けた。

そしてその音が絶えた時、
僕の身体は、脳は、心は。
深く溝を刻みし蓄音盤の如く、
紡ぎ手達や仲間達と共に融けた
素晴らしき刹那を記憶した。

僕に後悔の曇りは無い。


"忘却"とは『二度目の死』…
僕は此れを与えない。

記憶した刹那を基に証とし
僕は"生かし"
"生きて"ゆく。

【ZERO LAST GIGS〜"Bye-Bye Bokura no
Aishita minamihorie ZERO"】 http://twitter.com/myproud_0117

タグ: column rhivs

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