「燻し瓦」に飾られたひな人形
淡路島は、日本の三大瓦産地の一つであり、特にいぶし瓦の生産には古い歴史がある。淡路瓦の「いぶし銀」の風合いは、日本家屋や寺院の屋根に欠かせないものである。
瓦の町である「津井(つい)」で、桃の節句に千体以上のひな人形と四百年以上の歴史のある「いぶし瓦」との華やかな共演が見られる。
瓦の生産地であった津井地区は、かつて総戸数の約4割(300戸)が瓦の仕事に関わる国内有数の産地に発展した。それは良質の安定した粘土が豊富にあったことと、江戸時代に築港された津井港から船で大量に運べたからであった。
(撮影:兵庫県 南あわじ市 津井 南あわじ市産業文化センター)
Albums: 季節の行催事その他
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