マエキリンガ#5
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Iragaodes nobilis (Staudinger, 1887)
コブガ科 シロズリンガ亜科
東京都東大和市産(A〜Dは同一個体)
A : 終齢幼虫 2024.8.10 体長約20mm
B : 成虫♂ 2024.8.25 前翅長約11mm
C : 脱皮直後の終齢幼虫 2024.8.3
D : 繭 2024.8.14 長径約17.5mm
E : 終齢幼虫 福島県南会津町産 2023.10.26 体長約20mm
1属1種。
8.9、クマシデの葉裏で脱皮した直後の不明幼虫を確保
(Cの幼虫の尾端付近の白いものは脱皮殻。)、クマシデで短期飼育。
8.14、葉の表面に齧り取った葉の破片で繭を作り蛹化。
8.25未明にマエキリンガ♂が羽化。
本種の幼虫画像はネット上に見つからなかった。
以前にも同種と見られる幼虫を飼育していたが羽化せず、
正体を突き止められないでいた。
体表の小さな赤紋の出方には個体差があり、
頭殻にも赤紋と、刺毛基部に黒斑が出る個体もいるようだ。
春型の成虫は明黄灰色の部分が多く、前翅外横線が明瞭。
夏型の成虫はやや小型化し、大部分が橙褐色で外横線が不明瞭。
分布:本州、四国、九州、対馬、
台湾、ロシア南東部
成虫出現月:5〜6、7〜8
寄主植物:イヌシデ、クマシデ
成虫春型
https://photozou.jp/photo/show/1433095/263516587
昨年10月にイヌシデにいた幼虫を本種としたが、
今回誤同定が判明したため削除。
G0957-5
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