キンイロキリガ#14
Clavipalpula aurariae aurariae (Oberthür, 1880)
ヤガ科 ヨトウガ亜科 オルトシア族
東京都奥多摩町産 2024.5.21
A : 3齢幼虫 体長約9mm
B : 4齢幼虫 体長約13mm
春キリガ。低地から見られ、山地に多い。
2024.4.26 ライトトラップに飛来した♀を確保、翌日に産卵。
5.6に孵化。体長約2mm。1〜2齢では体色は淡黄緑白色。
ソメイヨシノとヤマザクラで飼育。早い個体が4齢になった。
3齢の体色がやや紫色を帯びているのは、
ヤマザクラの若葉の赤みが透けて見えているため。
(赤い色素のアントシアニンには防虫作用があり、
孵化からしばらくはソメイヨシノの緑色の若葉ばかり食べていたが、
ある程度成長すると赤いヤマザクラも食べ始めた。
成長が進むと耐性が出来るということか。)
分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、
台湾、朝鮮半島、中国、ロシア南東部
成虫出現月:4〜5
寄主植物:ブナ科、バラ科
成虫♀♂
https://photozou.jp/photo/show/1433095/271584450
G0735-14
Albums: 蛾・ヤガ科08・ヨトウガ・キリガ・モクメキリガ亜科
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